神戸ITフェスティバル2012 参加記

神戸ITフェスティバル 2012 Kobe IT Festival | 第2回 神戸ITフェスティバル 2012年10月5日(金)、6日(土) 入場無料 会場:神戸市産業振興センター

行って来ました。

僕が参加したプログラムは、次のとおりです。

1. 「Web アプリから Windows 8 アプリへの移植」

普通に作った HTML5 / CSS3 / JavaScript のウェブページを、いわゆる「Windows 8 アプリ」に移植する話。

WIndows 8 アプリは、Vista / 7 における、ガジェットをリッチにしたものという位置づけだそうです。

VB.netC#、あるいは HTML5 でアプリを作るということで、得体の知れないつくりのようにも感じますが、言語的には現在のWEB標準とさほど変わらないということで、変なことをしていなければ移植は容易とのこと。

開発者ガイドが非常に充実していて、調べたいAPIの名前でサンプルコードを検索すれば、WIndows RT APIに関することは、ほとんどコピペで済んでしまうこともあるとのこと。

Windows 8 アプリでの開発では、次のようなことに気をつけなければなりません。

  • ネットやディスクへのアクセスには、非同期通信を(明示的に)使わなければならない。
  • 自動で suspend / kill の状態に移行するので、イベントをキャッチして、必要ならばデータの永続化を行わなければならない。

また、MSブースでのおみやげ「Windows ストアアプリストアアプリ開発のためのポイント」が非常に丁寧に書かれていたのでじっくりと読ませていただこうと思います。(ググったらPDF版も見つけました)

直接は関係ない話だったのですが、IE10でのFlashの扱いは、おもしろいことになっているんですねぇ。

2. 「ここでしか聞けない!スーパーコンピューターの裏話!」

他言無用とのことなのでw

3. 「ITの世界を一変させるアマゾンクラウドのご紹介」

AWSのサーバーは、起動イメージから「インスタンス」と呼ばれる仮想マシンを起動する、という方法をとっています。

様々な用途に応じて専用にチューニングされた起動イメージが公開されているとのことで、WordPress専用にチューニングされた「網元」という起動イメージもあったりするそうです。

AWSやS3を使うにあたって、僕は「F5アタックされたらパケ死するんじゃないの?」と思っていたのですが、DDoSなどの明らかに不正な通信は、インスタンスに届く前にAmazon側がある程度弾いてくれるとのことで、その点は安心できそうです。

曰く「Amazonのサイトは他の一般的なサイトと比べれば、遥かに多くの攻撃を受けているので、セキュリティ・チームも大勢いる」とのこと

4. ゆるゆる神戸:「真剣0×10代しゃべり場

5. ゆるゆる神戸:「大ライトニングトーク大会」

発表側として参加しようと思っていたのですが、結局申し込みませんでした。

「独習C」の初版 (第一刷は1994年) を手に入れたので、今のC言語と比べてどう違うのか、という話をしようかなーと思っていたのですが、予想以上にネタが集まらず (それだけC言語が枯れているということですが) 、お蔵入りとなりました。

6. 「関西スマホアプリ・ショーケース」

7. 閉会式セッション「神戸の未来をもっとステキに」