自作缶バッジを作ってイベントで配ってみた

ACM-ICPC OB/OG の会 という団体の認知を高めるためにグッズを作ってイベントで配ってみました。

どうして缶バッジ?

IT系のイベントでノベルティとしてよく配布されているのは

  • クリアファイル
  • ボールペン
  • 手帳
  • ステッカー
  • Tシャツ

あたりだと思います。

会社員になってから紙に記録したり紙の資料を持ち運んだりすることが激減してしまったので最初の3つは別にいらないかな、という感じになり、ステッカーやTシャツもよく考えると余るほど貰っているような気がしたので、コーナーケースを攻めるつもりで缶バッジを制作してみました。

業者選び

「缶バッジ」で検索すると少量から製造してくれる業者がたくさん見つかり、どういう観点で選べばいいのか最初はよく分からないのですが、今回は pixivFACTORY を使ってみました。理由はすでに pixiv のアカウントを持っていたからというだけです。

factory.pixiv.net

デザイン作成

Adobe Illustrator のような特殊なツールが必要にならないか心配していたのですが、缶バッジの場合はそんなことはなく、JPEGPNG をアップロードするだけで入稿できます。デザイン用のツールを持っていなかったので PowerPoint で作成したものを PNG にエクスポートして入稿しました。

注意点としては、丸形の缶バッジの場合、きっとあなたが想像しているよりも大きい余白が必要です。余白が足りなかったため、私は図の修正を2回くらいやり直しました。

注文

pixivFACTORY の場合は30個以上の製造で1個当たりの価格が最安となるので、今回は30個を注文してみました。

良かった点

簡単に作れた

注文したデザイン自体が単純ということもありましたが

  • 業者選び
  • デザイン作成
  • 注文

までの工程が2時間程度で終わったと言えば、どれだけ簡単に作れたか想像いただけると思います。

品質には満足

詳しくないので評価は難しいですが、実物の色味や余白の大きさなどはディスプレイ上でデザインしたときに想像したとおりのものが出来ていると思います。表面の加工などにも不満はありません。

次回はどうする?

次に缶バッジを作ることがあったら以下の点を再考してみるかもしれません。

より価格が低い業者を探す

30個注文したところ、1個あたりの価格が80円で送料が1,100円でした。

30個注文したときの1個あたりの価格は他のサービスと比べると20~30円高く、おそらく pixiv 社への仲介料と思われます。

より衝撃的なのは送料で、「n 円以上で送料無料」に慣れてしまった現代人からすると「ぐえー」という感じです。

その他付加サービスについて検討する

他の業者では追加の料金を支払うことで以下のようなサービスを追加できる場合があります。

  • フックピンから安全ピンに変更する
  • ピンではなくクリップに変更する
  • 個包装する

今回は参加者が大学生相当以上の年齢のイベントだったためあまり気にしていませんでしたが、別のイベントで参加者層が違う場合には検討する価値があります。

最後に

喜んでくれた人がいるようなのでぼくは満足です。