ICPC 2013 アジア地区予選 参加記 (競技以外について)

結果は23位 (大学別17位) でした。

1日目

伊丹空港から飛行機で福島に向かいました。最寄りの駅から空港まで出ているリムジンバスに乗っていったのですが、NiCoPa (神姫バスが発行しているICカード) が使えないことを知らずに2100円*2回分のチャージをしてしまったので、半年くらいはチャージせずに過ごせそうです。

飛行機はOperasanと同じ便でした。大きく揺れることもなく富士山が綺麗に見えるなど快適でした。

空港から会津まではまたバスで2時間ほど揺られながら行きました。会津ではコーチに昼食をご馳走になりました。「饅頭の天ぷら」の「饅頭」は肉まんのことだと思っていたのですが、中身があんこで面食らいました。

大会の会場ではスタッフとの会話はすべて英語でするものだと思っていたのですが、普通に日本語で話しかけられたので、そういうものなのかと思いました。TシャツのサイズがLMSの3種が入っていて、チームの誰かがSを着ないといけないというハプニングがありました。あとでACMのサイトで確認すると、私はちゃんとLサイズで申請していたので、私には責任はありませんw

trial-useではvimの設定ファイルがちゃんと使えることや _GLIBCXX_DEBUG が動作することなどを確認しました。事前にFedoraを入れて確認した時には -ftrapv が使えなかったので、GCCの更新で使えるようにならないかなぁと期待していたのですが、案の定使えませんでした。あとvalgrindも入っていませんでした。20003のループが通るかどうかのチェックもしたかったのですが、最適化で消えてしまいチェックできませんでした (@climpetさんによるとvolatileを付ければよいそうです)

Java Challengeの課題はマップ上に配置されている宝石をたくさん回収するゲームのAIを作ることでした。キャラの状態を送信するcommit()メソッドの仕様がよく分からず、ランダムに動きまわるAIを作り終わったのが終了45分前で、適当な幅優先探索を書いたのですが、バグってしまい、結局ランダムAIのままで提出しました。

Welcome Partyでは夏合宿であった人に挨拶するなどしていました。IISFの宇都宮先生が面白かったです。

宿泊先はフジグランドホテルというところでした。朝食と銭湯のチケット付き、無線LAN利用可能ということでかなり満足度が高かったです。

2日目

上記の通り、朝食付きだったのでレストランに行けば無料で朝食が食べられたのですが、いっぱい人が並んでいて時間がやばそうだったのと、緊張のせいで満腹感が残っていたので近くのコンビニで済ませました。要するに、朝食Phaseに失敗しました。

競技ではABCEを通しました。競技については他の人がもっといい記事を書いているのでリクエストが無い限り省略させてください。

私はご飯を食べている間に解法やバグの箇所を思いつくことが多いので、最初は競技時間中に軽食を食べる予定だったのですが、時間が合わず結局競技時間中は飲まず食わずでした。代わりに、競技が終わった後にはパンやおにぎりを結構食べました。解法をいろいろな人に聞いて回っていたのですが、@evima0さんが関数の引数の評価順序の罠にかかり、@not_522さんがC問題を幾何解法で通したなどのヤバイ話を聞きました。

懇親会ではJAGのシールをコンプリートしたことと、スパゲッティしか残らなかったことくらいしか覚えていません。

3日目

ご飯が美味しかった (小並感)

まとめ

チームメンバーの能力を考えると良すぎるくらいの成績だったので、私的には満足な結果だったかなと思います。

ICPCに参加するチャンスがまだ3回残っているので、次回の大会に向けて精進していきたいです。

来年は幾何ガチ勢になって、確実にACを増やせるよう努力します。