Scalaで学ぶ関数脳入門

オブジェクト指向プログラマが次に読む本 ?Scalaで学ぶ関数脳入門
- 作者: 株式会社テクノロジックアート,長瀬嘉秀,町田修一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- パーサーコンビネータ以外は読み終わりました。必要になったら読もうと思います。
- あとがきに、仮題は一時期『くどすぎるScala本』だった、ということが書いてありましたが、自分みたいな関数型言語入門者にはそれくらいが丁度良かったみたいです。
- Scala2.7の時代の本なので、たまにサンプルプログラムにdeprecatedな関数が入っていたりします。注意。
- 並列化のところは、くどすぎるくらい丁寧に解説されています。ただ、Scalaで書くのであれば、ここまで丁寧にJavaの並列化を説明する必要はないような気もします。
- MapReduceのところのコードが、Scalaっぽくないように感じます。mutable.ListBuffer 使って配列をつながなくても、flatMap使えば1行で終わるじゃん!
- 名前渡し引数の説明がちょっとイケてない気がします。すごく便利な機能なのに、魅力が十分伝えられていない気が……
- 結論: 関数型言語に初めて入る人にオススメ
Scala実践プログラミング

- 作者: 小笠原啓,尾崎智仁,関隆,水島宏太,今井敬吾
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2011/06
- メディア: 単行本
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- ひと通り読み終わりました。
- デザインパターンのところはCONCEPTパターンあたりからついていけなくなってしまいました(型クラスの説明までは大丈夫だったのですが)。原因は、わたしがGoF本を読んでいないことです。(←
- 限定継続のところは、ほとんど理解できていないのですが、読み物として楽しませてもらいました。
- 2章&3章のあたりは、入門者レベルからステップアップしたいと思っている私にとって、まさに今欲しい情報が書かれていたので、買って良かったです。
- Haskell歴があることが前提の説明がたまにあったり。ただ、基礎文法最速マスターを少し読めば、コードの意図していることはなんとか分かる範囲ではあるかもしれません。
- フレームワーク等の説明はかなり簡素なものなので、「(sbt|Lift|Play)のためだけに買おう!」というのはやめたほうがいいです。ただ、私のように「どこから手をつければ良いのか分からない」系の人には良いかもしれません。
- 結論: いろいろ書きましたが、ステップアップしたい人にはとてもオススメ
Scalaスケーラブルプログラミング第2版(コップ本)

- 作者: Martin Odersky,Lex Spoon,Bill Venners,羽生田栄一,水島宏太,長尾高弘
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2011/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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